シードバイオロジクス

シードバイオロジクス

抗体医薬品は、標的分子に非常に特異的に結合するその特性から高い効果と少ない副作用が期待され、難治性の自己免疫疾患やがんにおいてすでに著しい有効性が証明されています。また、診断や治療法の選択に重要となるバイオマーカーの定性的・定量的測定にも、抗体は活用されています。私たちのグループでは、独自の抗体の作製方法と多様な抗体の評価系を確立して、標的分子の多様な活性を個別に制御する抗体医薬品創出を目指しています。また、特定の疾患や病態で変化するタンパク質の修飾に着目し、その検出や活性制御が可能な抗体の樹立も進めています。さらに、抗体を生体内の目的の場所に効率よく届け、必要な時間だけ作用させるための薬物送達システムの開発にも取り組んでいます。

主幹研究員 向 洋平(むかい ようへい)mail

研究内容